知的障害の方の老化と姿勢変化
知的障害の方が利用する施設に年2回ほど理学療法士としての巡回相談に行っています。もう15年以上になると思います。
施設の利用者の方も私同様加齢して、活動性や運動能力の低下がみられるようになってきました。私達同様に食事のムセが増えたり・座った姿勢が悪くなったりと変化がみられています。
食事のムセと座った姿勢の悪さは相互に影響して機能低下を招く可能性があります。背中が丸くなると座った姿勢で顎が上がりやすくなりますが、そのような姿勢は首の前面の筋肉が伸ばされ過ぎてムセにつながりやすいと思われます。体に適合して背中が伸ばしやすい椅子やテーブルがあると良いと思います。
私達健常の大人も知的障害の大人も身体機能の低下が強くなると肢体不自由の方と同じような配慮が必要になることは当たり前なのだなと思います。。
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