コーナー椅子 座位保持 適応がある子もいる
コーナーに座る椅子というのがあります。
最近はあまり日本では見なくなりましたが、インターネットで「disabled children chair]で検索をすると似たような椅子に座っている子どもの画像がみられます。(昔は日本でもよく見ました。)
ポイントは両肩の外側に壁があってそれ以上横に身体がずれないようになっている事です。お部屋の角を利用しても同じような状況が作れます。膝裏の下腿子どもの場合は床座ではんく、少し高さをつけて膝を曲げると楽に座れます。
どんな子供でも使えるというわけではありません。介助すればいい姿勢で背中を伸ばして座れるけれでも、なぜかグラグラして一人ですわれない子どもに対して使います。練習として座る姿勢を経験させるために短時間使うといいかもしれないと思っています。
適応の条件
①麻痺がないか、かなり軽度
②抗重力活動はそこそこできる
③身体の状態に対する感覚情報がうまくはいらず、姿勢保持が難しい
麻痺が強いと身体の位置関係を整える部品が必要なのであまり適さないのかなと思います。
身体の位置が感じ取れない子どもというのは身体が前後左右に動いてしまいます。そのため壁やテーブル等自分の身体の外側に位置を感じ取る手がかりがあると座れる子どもがいます。
短時間の使用なので部屋のコーナーや段ボールで作ったテーブルを利用してもいいかなと思います。
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