乳幼児の運動
乳幼児の運動は大人の運動とは違います。大人は健康や楽しみのために運動をします。乳幼児は世界を実感するために運動をします。
見えるもの、触れるもの、遠くのもの、近くのもの。子どものは世界の実感を運動を通してまなびます。それが将来言葉や思考の土台になります。
身の回り世界を身体で知ることはこどもにとってとても楽しいことです。こどもは楽しいことをどんどんやります。どんどんやればどんどんうまくなります。
こどもは大人に比べて簡単に怖がります。ですから、こどもを過度に怖がらせてはいけません。怖がっているこどもは冒険をしません。今できていることしかしません。こどもを安心させましょう。失敗しそうなら、こどもに手を貸してあげましょう。手助けは有効な教育的な手段の一つです。
公園のアスレチックの梯子を登りたそうにしているこどもがいます。でも、うまくできる気がしなければあきらめてしまうかもしれません。そこであなたの出番です。ちょっとこどものお尻をおしてあげましょう。一度成功できれば、次からは一人でやりはじめるかもしれません。
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