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理学療法における本人主体アプローチやストレングスアプローチの重要性

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日本において障害をもった子どもの理学療法を行う上で、今の時代に一番意識すべきことはなんでしょうか。 私はそれは「本人・家族の希望を聞くこと」と「強みやできることをを生かすこと」ではないかと思います。それを意識することで障害をもった子どもに対する理学療法士が患者はもとより病院・施設・学校・家庭で関わる多くの専門家からも一層認められると考えます。 理学療法士の働く分野は医療にとどまらず、スポーツ、教育、福祉に広がってきています。しかし、日本における理学療法士は医学の専門職として始まった歴史があります。医療の分野は予防医学・治療医学・リハビリテーション医学があり、それぞれの分野は重なりがありそこには独特の文化があることを自覚すべきでしょう。独特の文化とは心身機能構造の改善への偏重です。 理学療法士はこれまでそこにうまくフィットしていたともいえるかもしれません。しかし、慢性疾患や障害を持った子どもへの理学療法において本人主体や本人の強みを生かす考え方が重要であることは世界の常識でしょう。そこにフィットできなければ患者に良い支援は提供できず、良い支援が提供できなければ多くの分野に進出しても成功できないのは明らかです。他の職種にその立場を奪われるでしょう。 私達は日々自分の周りの人々との関係の中で生きています。特に日本においては暗黙の社会的なルールを重視する文化があります。これは私達の心の中に確実にあり変えようがないものです。日本人が医療行為を行えは日本人の文化の影響をうけたものになります。まず自分の考え方・行動の根本にあるものを客観的にクールに考えてみることが需要ではないでしょうか。自分たちの心の中で本当にやりたい支援をできるように闘う事は必要不可欠なのです。日本の理学療法創成期からの先輩方がそのように闘ってきたから今がある事も忘れてはいけません こどもリハかわせみ 。

定頸 機能と活動

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 定頸とは ①検査者が赤ちゃんの上体を垂直に保持した時に垂直に頭部が維持できる ②検査者が赤ちゃん上体を傾けても頭部を垂直に戻せる ③検査者が赤ちゃんので上体を保持した状態で赤ちゃんは自由に色々な方向に顔を向けることができる 状態と言われています。時期的には4カ月前後で定頸に達する子どもが多いとされています。 定頸は運動機能の発達を示す1つの指標ですが、この頃の赤ちゃんは次のような活動がみられます。 ①離乳食がはじまる ②見たものに手を伸ばして触る ③手と手の接触がはじまる。 ④腹臥位で肘で支えて頭をあげる続けることができる。 運動機能と活動は相互に影響しいて、定頸すると活動がしやすくなりますし、逆に月齢に見合った活動を支援すると定頸という運動機能にも好影響を与えます。ここで言っているのは月齢にこだわって練習しましょうということではなく、運動は活動を促すし活動は運動を促すということです。 こどもリハかわせみ

発達性協調運動障害

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なぜ高い所が好き

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発達障害で不器用

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アテトーゼ型四肢麻痺 手を使う工夫

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お座りが上手になった赤ちゃんの特徴

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